【僭越ながら息子の記録:2歳4か月】
こんにちは。
今まで絶対に、自分でご飯を食べようとしなかった息子に、わずかな変化が見られたので、今日はご報告に参りました。
本当にびっくりしたのですが、いきなり、スプーンを手に持って、ご飯を食べようとしたんです・・・!
えええええ・・・・!!
急にどうした・・・!!
と、心から思ったので、2歳になっても自分でご飯を食べない子を持つママたちの、何かの参考になればと思い、この記事を書く事にしました。
目次
2歳になっても自分で食べない子を持つママたちへ
2歳になってもご飯を自分で食べてくれない のって、うちの子だけじゃないのかな・・・
なんて、心配しているお母様方。
大丈夫です!!
あなたが思っているよりも、そういう子供はいます!
いえ、いるはず!
だって、うちの2歳児がそうだから。
「うちの子だけなんじゃないのかな・・・」
って思っている事って、大抵は、そんなことはないんじゃないかな?と私は思っています。
身近なところにいないだけで、遠くを探せばきっと、います。
だって、うちの2歳児がそうだから!!
うちの2歳児の復習
うちの2歳児は、ご飯を自分で食べないどころか、コップ飲みもまだ出来ません。
コップ飲みが出来ないから、スープ類も一切食べる事が出来ません。
コンソメ系のスープは具しか食べず、コーンスープもスプーンで少しずつしか飲めないから(勿論私があげています)、大食いのうちの2歳児には物足りないらしく、途中で怒り出すのでもうあげていません。
それでもすくすくと育っていて、私も私で、うちの子はそれだけでも十分だと思っているので、食事のあれこれを頑張ってやらせようとはしてきませんでした。
ほら、さんまさんの座右の銘。
「生きてるだけで まるもうけ」
私の根幹もそのあたりにあるので。
(目標が低い。とも言う)
【関連記事】
>>2歳児の食事。自分で食べないのは子どもの性格もある。きっと。多分
>>2歳になったけどコップ飲み出来ない息子に練習は必要か否か
2歳4か月にして初めて、自分からスプーンを手に持った息子
そんな息子が今日、いきなり、ご飯を食べる際に、自分からスプーンを手に持ったんです。
私も夫も、
「あれ?・・・・え・・? わーー・・・!!」
ですよ。
おいおいどうした!
急にどうした!
ですよ。
あまりにも前触れがなく、あまりにも息子が自主的に動いたから。
なんか、なんというか・・・
ああ、やっぱり、こういう事なんだな、と。
その時にあらためて思いました。
うちの2歳児には、うちの2歳児のペースというものが、ちゃんとあるんだなって。
私達夫婦が驚いている間にも、息子はお皿にのっている自分のチャーハンをちゃんとみつめていて、手に持ったスプーンでそれをすくう仕草をするんです。
その行動に驚きつつも、ああ、この子は、ちゃんと見てるんだな、って思いました。
私がいつも、毎日毎日、繰り返し繰り返し、スプーンを使って息子の口に美味しいご飯を運んでいるのを見て、ああ、こうやってやるんだな、こうしたらご飯が食べれるんだな、って。きちんと覚えてきてたんだろうな。
そして今日、ふと、自分でもやってみようかな、って思ったんだと思います。
きっかけなんて、本当に、こんなものなんですね。
「自分にも出来るかな?」
「やってみようかな?」
って、 わくわくした気持ちでスプーンを手に取ってくれていたとしたら、私は嬉しい!
子供の成長って、いつだって親を感動させてくれる・・・ぐすん。
息子がスプーンを手にしたきっかけ
- 外食だった
- 子ども用のお皿とスプーンがあらかじめテーブルに用意されていた
- 息子の分のチャーハンを目の前に置いたまま、私と夫が話をしていた
今回のシチュエーションはこんな感じでした。
【1】外食だった
いつもはお家で食べる事が多いので「外食」という環境が新鮮だったのかもしれません。
もしくは、いつもと違うお皿とスプーンが嬉しかった のかも。
【2】スプーンがテーブルに置いてあった
いつもは私がすぐにスプーンを手に持って、息子にご飯をあげ始めるのですが、今回はテーブルに置きっぱなしだったので、なんとなく自分で手に持ってみた、触ってみた、というきっかけかも。
【3】私と夫が話をしていた
早く食べたいから、自分でやってみようかな、と思った可能性も。
待つ事だって努力
「うちの子の場合はこうやって工夫したよ」
「とにかく何度も練習して出来るようになったよ」
など。
子育ての悩みに関しては、いろんなアドバイスがネットの世界にはあふれていますよね。
今回も、何かの参考になれば、と思い、シチュエーションを書き出してみましたが、こんなものはあくまでも「きっかけ」のひとつに過ぎないと思っています。
そして今までも、今回の事も。
「このタイミングが、息子のタイミングだったんだ」
と思っています。
息子がやる気を出しさえすれば、私は全力で協力するし、サポートだってします。
だけど、息子のやる気が育っていないうちから、無理やり、その「やる気スイッチ」を探し出して、掘り出して、力まかせに押してやろうとは思いません。
勿論、これがもう少し成長した後で、勉強なり、生活態度なり、社会に出ていく大人として最低限必要な事を学ぶ場であれば、「やる気スイッチ」を無理やり探し出して、えぐるようにドリルするように、スイッチを押してやりますが。(ドリルすんのかーい)
「ご飯はママから食べたい」
「お茶はまだ、ストローで飲みたい」
このくらいの要望であれば、まだ聞いてあげたいのです。
我が子の「タイミングが来る」のを、 「頑張って待つ」という母親の行為が、いまいち肯定されないのって、何故なんでしょうね?
「信じて待つ」って、結構しんどい事なんですよ。
「待てる母親」を、もっと高評価していただきたい。切実に。
スプーンを手に持った2歳児、その後
その後。
当たり前ですが、上手に食べる事が出来なくて。(口に入れるどころか、まずスプーンでチャーハンをすくえない)
そりゃそうですよね、初めてのスプーンだもの。
食べれないと困るので、すぐにママに、
「食べさせてー!」
の、おねだりがきました。
いいのいいの。
今日は頑張った息子が見れたから。
自分で考えて、自分からスプーンに手を伸ばした息子が、私は誇らしいよ。
そんなわけで、うちの2歳児がスプーンマスターになる日は、まだまだ先の話になりそうです。
が。
今日のこの喜びを忘れずに、私も私で根気良く、我が子の成長を見守っていけたらな、と思っています。
【自分で食べないシリーズのその後】
>>2歳6か月 自分で食べない息子のその後 ←失敗談
>>2歳10か月 自分で食べない息子のその後 ←その後、なんとかなった談