この記事では、
>>2歳4か月にして「自分で食べない子」だった息子に変化が!
>>2歳6か月 自分で食べない息子のその後
の、更にその後を書いています。
結論から言うと、2歳10か月になった今では、かなり進歩しています!
ただ、その分犠牲も多かった・・・
今日はそんなお話です。
2歳10か月の息子が1人で食べれるようになったもの
- 手づかみメニュー全般
- フォークで刺しやすいもの全般
- ごはん(めちゃくちゃこぼしながら)
- ラーメン(めちゃくちゃこぼしながら)
とにかく、うちの2歳児は
「手が汚れる事を嫌う」傾向が強かったので、「手が汚れる事に慣れさせる」ために、いろいろなものを手づかみで食べさせるという、2歳児の食事の練習とはほど遠いような、まさに一からの練習を始めました。
それと同時に、「口の周りが汚れる事を嫌う」というのも克服出来るように、どんなに食べこぼしても、椅子が汚れても床が汚れても、食事が終わるまでは一切拭いてあげないようにもしました。
つまり、我が家の食事の時間は、無法地帯タイムになりました。
「ご飯を食べる時には、手も口も汚れて当たり前」
「食べ終わった後に、きれいに拭けばいい」
まずは、この2つをしっかりと教えてみたのです。
はじめの頃はもう、親である私の方の忍耐テストのようで、お掃除大好き!整理整頓大好き!な私にとってはめまいがするような時間でしたが・・・
1週間もすれば慣れました。
人の適応力ってすごい!
そして、息子の方も、その後、2週間くらい経過したあたりで、手が汚れるのにも口の周りが汚れるのにもすっかり慣れたようで、2歳10か月にしてようやく、本当にようやく、おにぎりを手づかみで食べれるようになりました!
「2歳10か月でなんてレベルの低い話をしているんだ!」
と思う人も、いるでしょう。
たくさんいるでしょう。
だけど息子は、手にごはん粒が付くのが本当に大っっ嫌いな子だったんです。
(自分で食べない子は、この理由が案外多い)
この問題をクリアしない事には、フォークを教えてもスプーンを教えても、先には進んでいかないな、と思ったので、我が家ではしっかりと克服させてみた次第です。
何事も、基礎から。
いわゆる、とき直しボタン。
苦手な事は根本から克服してみよう作戦でした。
2歳10か月の息子がまだ1人で食べれないもの
- フォークで刺しにくいもの
- スープ類
- チャーハン
- 焼きそば
フォークで上手く刺せないものでも、もう片方の手でサポートしつつ、半分手づかみでもいいから食べればいいだけの事なのですが、うちの2歳児はそこのところがとても几帳面で、
「絶対に、上手にフォークに刺してから、お口に運びたい!」
派なんですよね。
なんじゃそら!
そんなわけで、2歳児特有の、頑固で融通がきかない間は、なんとなく、あたたかく見守っています。
そのうち気付くでしょう・・・その効率の悪さに。それまではがんばれ!(笑)
スープ類は、息子がなぜかあまり飲みたがらないので、その分、上達も遅いんです。
コップ飲みはもう普通に出来るから、スープのカップからだって飲めるはずなのに、口をつけてもすぐに外してしまうので、結局わたしがサポートをしてしまって・・・
本気を出せば飲めるのであれば放っておいてもいいんだけど・・・どうなのよ?教えて!
チャーハンは、一粒一粒パラパラしていてすくいにくいから、いつもうまく食べれない感じ。
スプーンだと口に運ぶまでにポロポロと落ちちゃうし
フォークだと粒がパラパラですくえないし・・・
で、いつも悲しそうに食べています。(チャーハンくらいで泣きなさんな)
そして、ラーメンは食べれるのに(こぼすけどね)焼きそばは苦手という、よくわからない分野が発生中。
スープがある分、食べにくいのはラーメンの方だと思ってたんだけど・・・
ラーメンならフォークで頑張って食べるんです。
だけど焼きそばはなぜか、上手くフォークで麺を絡めとれないようで・・・
私にはわからない、何か、やりにくい理由があるんだろうね?
なんだろうー!!こっちも教えてー!!
2歳児にフォークを教えた方法
フォークに刺しやすいおかずをとにかく毎日出しました!
刺しにくいものを出すとすぐにやる気をなくすもんだから!(もっとハングリーにいこうぜ!)
息子は魚肉ソーセージが好きだったので、魚肉ソーセージを一口サイズに切って、毎日一度はフォークで刺して口に運ぶ練習をさせました。
コロッケや唐揚げよりも断然フォークで刺しやすく、なおかつフォークから落ちにくい食材だったので、息子の練習にはちょうど良かったのです。
魚肉ソーセージがある程度上手に食べれるようになった頃には、やっと息子にも自信が付いたようで、他の食材もフォークで頑張って刺すようになったよ。
「自信が付く」って、子供にもすごく大事なんだね。
▼エジソンのこのトーマスフォーク、先の方がギザギザになっていて、刺したものが落ちにくいから私も息子もお気に入り。
これはホント、買って良かった!
2歳児にスプーンを教えた方法
以前に記事にしたので、ご存知の方もいるかもしれませんが。
うちの2歳児には一時、スプーンストライキがあったんです。
これが、なかなか・・・実は大変だったんですけど・・・
私がどう対処したかと言うと・・・
「息子のストライキが終わるまで付き合った」
です。
まさに、待つ育児。
これも、結論から言うと、スプーン拒否期間は大体2か月間くらい。だったかな?
スプーンを一切持たないから、ご飯系は食べられない・・・
なので、2か月間、息子の主食はパンでした。
主に、食パン。たまに菓子パン。
そうするとね、さすがにね、子供だって飽きるんですよ、パンばっかりの食事に。
2か月くらいたったある日、ふと、
「ごはん、食べてみる?」
って聞いてみたんです。
ほんとに、ふと、何気なく。
そうしたら、あっさりと
「うん」
って返ってきました。
それまではずっと、
「いや!」
「ぷいっ」
ばかりだったのに・・・
何事も、いつかは終わりがくるんだなぁ・・・としみじみしていた私をよそに、
さっとスプーンを手に持って、
「はい、練習するからママも手伝って」
と言わんばかりの表情で、やる気もまんまんの息子。
嬉しい半面、「なんじゃそりゃ!」とも思いつつ、それから練習を頑張るようになって、段々と使えるようになってきました。
まだまだ下手だけどね。
でも私は、下手な分には全然構わないから。
自分で食べる!というやる気があればそれでいいの。
それだけで嬉しいの。
頑張ってくれてありがとう。
「スプーンストライキ事件って何?」・・・な方は、こちらからどうぞ↓↓
エジソンスプーンと相性のいいお皿を発見した話↓↓
エジソンスプーンに名前が書けない!を解決した話↓↓
2歳児にお箸を教えた方法
これはまだまだ、練習中です・・・。
まだまだ、まだまだです。
だけど、スプーンやフォークでは食べにくいものを出した時には、たまに使わせるようにしています。
息子はなぜかお箸を嫌がらないので。
練習用のお箸だから、何箇所か指を入れる穴があるのですが、その穴に指を入れるのが面白いらしく、喜んでお箸を持とうとしてきます。
そんなわけで、お箸はまだ、たまに食卓に登場する程度のレアアイテムですが、上達云々よりも、息子が楽しんでご飯を食べるためのひとつのアイテムになっているみたいなので、これはこれでいいか、とも思っています。
▼フォークが本当に優秀だったので、お箸もなんとなくのエジソンチョイス
おわりに
うちの2歳児は、2歳10か月でまだ、この程度の成長で、もしかしたら、何の参考にもならない記事だったかもしれません。
だけど私たち夫婦にとっては、2歳半の頃のスプーン拒否の緊急事態から、やっとここまでこれた!という大きな喜びになっています。
成長の仕方は千差万別。
私たちは私たち。
息子は息子。
そんな我が子の成長を、とりあえずは素直に喜んでいる今日この頃でした。
こんばんは。
うちの息子と共通点が多くてコメントさせてもらいました。
手を繋がない、口元汚したくない、言葉がなかなか出ないなど。
同じ子もいるんだなと、同じ事感じてるママいるんだなと。
うちは2歳8カ月です。そちらの方がお兄さんなのでまたブログ拝見して参考にさせてくださいね。
Rosarioさん
コメントありがとうございます。
「手を繋がない、口元汚したくない、言葉がなかなか出ない」
分かります。分かります。私も全部経験して、悩んで、考えて、検索して、答えが見つからないまま、いつの間にか子供が勝手に解決していました。
成長のスピードがのんびりな子って、本当に、本当に、隠れているだけでめちゃくちゃたくさんいると思っています。
大丈夫。絶対に、Rosarioさんの息子さんも「ママだいすき!」ってたくさんたくさんお話してくれる子になります!
お返事ありがとうございます。
心配より応援って感じで見守りたいと思います。彼も彼なりに頑張ってるとは思うので。
たまに覗いてコメントさせてもらいます。
よろしくおねがいします。(^-^)
こんにちは。
2歳7か月になろうとしている息子がまさに息子さんと同じ状況で、これまで本人のやる気を待っていたのですが、プレ保育などを探し出したきっかけから、待っていて本当にいいのかと今更ながら焦り始めました。スプーン練習も一歳の頃してたのですが、自分で持つことをあまりしず、まあ、やる気になるまでと思ってしまいました。最近再開したら、ご飯拒否?え?偏食?でも練習してから急になので、おそらく拒否であろうと思います。
言葉もまだだし、コップのみもまだ、人見知りする人には激しくするし、私の気分が持ち込んだ日にはネット検索してしまって、発達障害とかの心配な文字私から見た息子は、どちらかと言うと慎重はタイプで、なんだか2歳児にして、うまくいかないこと、失敗することが嫌で、勇気がいるタイプに見えるので、本人のやる気と勇気を促したり待ったりと思ってるのですが、いい風に捉えすぎなのかと焦ったりもします。
そんななかみみ子さんの記事に出会えて、息子さんを信じて、愛されてる内容で、少し気分が落ち着きました。
私が落ち込んで焦ってばかりではいけないですよね。
同じだぁと思えれたことがまず嬉しかったです。でもやはり人それぞれ。息子と少しずつ頑張っていきたいとは思います。
すがる気持ちでコメントしてしまったので、乱雑な文章ですみません。
参考になる記事をありがとうございます。
きなさん
コメントありがとうございます。
>どちらかと言うと慎重なタイプ
>2歳児にしてうまくいかないこと、失敗することが嫌
>勇気がいるタイプ
はい、ものすごくうちの息子と同じタイプです。
共感しかないです。(同い年でご近所さんで出会いたかった・・・!)
そして、それに加えて、息子には、
・子育て支援センターで手遊びやダンスをしないタイプ(見るのは好き)
・子ども向け番組の体操でも踊らないタイプ(見るのは好き)
・遊具は超安全なものだけで遊ぶ(高いところには登らない)
などのオプションもありました。
小さな子どもって、怖いもの知らずで、どんどんいろんな無茶をして、怪我をして泣いて、危険なことをおぼえていくものだと私も思っていたのですが・・・
そうじゃない子どももいるんだなって、子育てをしていてつくづく私は思いました。
ネットの中の、「正しい育児論」では見かけないけれど、「物事に慎重なタイプの1歳児・2歳児」って、相当数いるんだと今では思っています。
「だって、1歳や2歳なんて、好奇心の塊でしょ」っていうのは私の勝手な思い込みでした・・・。
検索魔さんなら、もう検索しているかもしれませんが・・・
https://ameblo.jp/mom-1650/entry-12478121158.html
こちらの記事の考え方が、私は好きです。
「子どもだからわからない」なのじゃなくて、
「子どもでもほとんどのことは分かっている」という考え方。
(※盲信するわけでも、モンテッソーリを過大に推奨するわけでもないですが・・・!)
うまいお返事になっていないかもしれませんが・・・
きなさんがこうしたい、と思ったことをこれからもしていけばいいと私は思います。
スプーン練習をさせたいと思った日にはさせればいいし、
やっぱり待ちたいと思った日には待てばいいと思います。
そして、どうしてもイライラしてしまって、思わず怒っちゃった時には、後で息子さんに「ごめんね」って言えばいいと思います。
わたしもよく息子に「ごめんね」って謝っていました。
言葉が出るようになると、「いいよ」って、きっと言ってくれます。
コメントを読ませていただいて、息子さんは、きなさんのようなお母さんのところに生まれてきて、本当に幸せな子だなぁと思ったので、きなさんは大きく間違ったことはしないお母さんだと思います。
(偉そうにすみません・・・!)
さいごに・・・
うちの息子は5歳になりましたが、5歳になると、「慎重」であることのメリットがものすごく発揮されるようになり、驚くくらいに子育てが楽になります。
その時をお楽しみに・・・!
お返事本当にありがとうございました。
間違ってないと言うお言葉、涙が出るほど嬉しかったです。2歳8か月を終えようとしてる今もまだ順を追いながらのドタバタですが、息子と二人三脚で楽しんでいきます。言葉はまだまだですが(泣)、8か月に入った頃から、うまく言えないのですが、なんだか急にお兄さんになったな?と言う反応や動きをするようになってきました笑。参考記事も教えていただきありがとうございます。ななこさんのお言葉本当に嬉しかったです!