【2歳2ヶ月】
ある晴れた春の日。
息子と一緒に公園に行きました。
少し詳しく言うと、いつもよりも少し遠めの、家から車で30分くらいかかる公園に、私が連れて行きました。
広い公園だし、芝生も遊具もたくさんある。
息子、喜ぶといいな〜って、そりゃもう100パーセントの善意と母性で。
そうしたら、まぁ。
遊ばないったらありゃしない。
く、悔しいけれども…
こういうの、育児においては普通にある…。
あるある…。
育児あるある…。
張り切ってどこか遠くにって、親心で向かっても、当の子どもはこんな感じ。
そりゃね、確かにね。
息子が行きたいって言ったわけじゃないもんね。
こっちの自己満足だもんね。
でもこのがっくり感といったら〜おうおうおう。(泣き声)(私の)
私「すべり台あるよ〜」
子「ふ〜ん」
私「階段もあるよ〜」
子「ふ〜ん」
私「ここ、登ってみる?」
子「いや、いいわ(という顔)」
息子を抱っこしたまま、ひと通り、遊具の説明をして回って、公園を一周してそのまま帰ってきました。
あれ?私、遊具の説明会に行ったんだっけ?
加えて、今日は暑かろうと思って息子に被せた麦わら帽子と私の被ってたおしゃれ帽子が、抱っこの効果でガツンガツンとぶつかって、もう歩きにくいし抱っこしにくいし。
びっくりするほど体力を奪われたわりに、得たものと言えば、息子に蹴られてスカートに付いた泥。
とんだブラック企業ですよ育児ってやつは。
おしゃれ着洗いの洗剤代はどこに請求すればいいんですかねー
誰かー
親の心子知らず。
我が家は、子の心いまだ親分からず。
気分屋2歳児と分かり合える日はまだまだ先のようです。
その代わりと言っては何ですが、最近の息子のブームはコンビニの徘徊。(徘徊て)
全部の棚をチェックして回って、知ってるものを片っ端から全て指差しして回る。という。
業者目線なのか棚卸し目線なのか。
私にはさっぱりわからないけれども、とにかく楽しそう。
「このふりかけ知ってる!」
「このソーセージ知ってる!」
「このボトル知ってる!(柔軟剤)」
「あ、おにぎり!」
「パパのお薬!」
「これはお茶!」
「いつも飲んでる牛乳!」
「バナナ!」
「たまご!」
「牛乳!」(2回目)
「パン!」
ちなみに息子は今2歳2ヶ月なのですが、まだまだ言葉が出ないのんびりっ子なので、読み上げ係は全部私が代理で行なっております。
コンビニの店内で何を買うでもなく数分ウロウロして、おにぎり、お茶、バナナ、牛乳、パン…って呟いて歩く女…。
いやいや、一応子連れではあるのだけれども。
結構、いたたまれない。エヘヘ…。
でもどこのコンビニの店員さんも優しくて、いつまでもウロウロしてる私たち親子を適度に見守り、適度に放置しておいてくれて、有難い限りです。
本当に、世の中優しい人ばっかり!
そんな私に出来る事と言えば、せめて、
私たち親子は万引目的じゃないですよ!
アピールを、欠かさない事くらいです。マジで。
ずっとずっと店内をウロウロしてるわけだから、そら怪しい。
不審でしかない。
だから、極力、
●商品に手は触れない
●両手は分かりやすい位置に
●もしくはトートバッグをギュッと握る
●出来るだけ通路の真ん中をまっすぐに歩いて、商品にすら近付かない
これ、考えてみたら痴漢してませんよー!アピールと似てるかも。
え、私、毎日そんなアピールしながらコンビニ徘徊してんの?
って、今これを書きながら気付いたわけですけれども…。
だ、大丈夫!
泣いてないヨ!
2歳児の母は強いのであります。