この記事では、
の、その後を書いています。
初心者でも、簡単に、快適に、カブトムシを飼う事が出来た上に、思っていたよりもかなーーり長生きをしてくれて、我が家では本当に楽しめたので、ここに記録しておきます。
そこまで手をかけて育てなくても、我が家のカブトムシさんたちは、10月の終わりまで元気に生きていました!
一般的なカブトムシの寿命
一般的なカブトムシの成虫の寿命は、1ヶ月から3ヶ月です。
夏のはじめに成虫になって、夏の終わりとともに死んでしまうのが一般的。
文字通り、ひと夏の命ですね。
そのくらいのカブトムシ知識は私にもあったので、6月の終わりに成虫になった我が家のカブトムシは、最大でも3ヶ月後の9月の終わりには死んでしまう計算・・・。
いやいや、でも、私は初心者だから、3ヶ月も持たないと考えるのが普通。
「じゃあせめて、2ヶ月くらいは頑張って生きていてほしいな」
と思っていました。
我が家のカブトムシの寿命
ところが、結果として、我が家のカブトムシは4ヶ月間も元気に生きていました。
期待していた2倍もの期間です。
8月の終わりになって、
「そろそろお別れなのかな・・・」
と思っていても全くそんな兆しはなく、
9月の終わりになっても、
「あれ?まだまだ元気・・・」
10月の終わりになってやっと、
「あれ?今日は動きが少ないな?」
と思っていたら、次の日に、コロリと旅立ってゆきました。
我が家のカブトムシの飼育環境
【飼育ケース】
この飼育ケースはSSサイズの一番小さなものなんですけど、我が家ではこのサイズで十分でした。
真ん中が仕切れるようになっていたので、2匹一緒にこのケースひとつで飼育をしていましたが、我が家では何も問題はありませんでした。
「カブトムシを長生きさせる方法」を調べた時に、「適度に動き回れるように、適度な大きさの飼育ケースが必要」と書いてあるのを私もどこかでみかけたのですが、いやいやいや・・・大丈夫だった!
狭い空間でも、カブトムシたちは元気に動いていて、天井までよじ登ってぶら下がったり、止まり木代わりに入れていた割りばしにつかまってゆらゆらと揺れて遊んだりしてたよ!
【マット】
このマットも、かなーーり優秀でした。
まず、このマットを使う事によって、お部屋の中に昆虫独特の、嫌~なにおいが一切しない!
カブトムシはおしっこを大量にするらしくて、通常ならそれが嫌な匂いの原因にもなるのかもしれないけれど、全く問題なし。
なので、我が家では普通にリビングの棚に置いて、インテリア化していました。
いつも見えるところに置いておくことによって、家族全員に愛着もわくんですよね。
玄関の端っこで飼う、とか、ベランダで飼う、とかだと、お世話をする人も限られるし、面倒になってきたりもしますが、リビング飼育だとそんな問題も起こりません。
そして、リビング飼育のメリットは温度管理にもありました。
最近の夏ってやたらと暑いので、我が家でもリビングのクーラーは常につけていたのですが、そうなると、カブトムシにとっても常に快適な温度になるわけで、体力の消耗も少なくすんで、長生きの秘訣はこのあたりにもあったのかもしれないと私は思います。
ただ、しいて言うのなら、これ、10Lも入ってるんですよ。
サイズがこれしかなかったので10Lのものを買ったのですが、SSサイズの飼育ケースに入れる事を考えると、大量にあまる!
なので、我が家では毎週金曜日の夜にマットの入れ替えを行っていました。
いくら香りの良いヒノキマットとは言え、さすがにずーっとそのままだと衛生的に良くないかな?と思ったのと、
マット自体大量にあまっていたので、せっかくなら消費しちゃいたい!という気持ちがあいまって、毎週総入れ替えをしていました。
「毎週きれいな状態に戻すなんて、そもそも昆虫の飼育っていうのを分かってない!」
「多少汚れていても、自然な状態で育てる方が正しい!」
「自然のカブトムシは、猛暑の中で生き抜いてこそ・・・!」
という意見も、もちろん、たくさんたくさんあるとは思いますが、我が家では、
「快適に」
「負担なく」
「楽しんで」
育てたかったので、この方法で飼育をしました。
そして、そんな「不自然かもしれない状態」でも、カブトムシは長く長く生きたので、こういうケースもあるよ、というお話です。
【止まり木】
止まり木は、あるとやっぱり様にはなるけど、我が家では割りばしで代用していた時期も長いので、正直、わざわざ買わなくてもいいかな、と。
割りばし、案外優秀ですよ。
カブトムシたちが喜んで遊びます。
遊び過ぎてよくボロボロになっていたので、割りばしも毎週変えてあげていたっけ。
「その他に、カブトムシゼリー、コバエ除けシートなんかはどうしたの?」
という疑問には、こちらの記事で答えているので、更に詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
私が気を付けた事
- 1匹ずつケースを仕切って飼う(喧嘩しないように)
- 止まり木(割りばし)は入れる
- カブトムシゼリーは食べ残しがあっても2日に1度は必ず交換する
- 1週間に1度ヒノキマットを入れ替える
- 毎日 目の付くところにおいて愛情を持って育てる
特に気を付けなかった事
- カブトムシにとって自然に近い環境作りはしていません
- お値段の高い広めのケースにも入れていません
- バナナなど高価な餌もあげていません
まとめ
- 5月の初め カブトムシの幼虫をもらう
- 6月12日 さなぎになる
- 6月28日 羽化
- 7月8日 初めてカブトムシゼリーをあげる
- 7月11日 飼育ケースを購入してカブトムシを入れる
- 10月の終わり カブトムシさん旅立つ
手をかけたのは、1週間に一度のヒノキマットの交換くらいです。
それだけで、我が家のカブトムシは本当に長生きをしてくれました。
とても楽しかったので、また次の夏もカブトムシ飼いたい!