この記事では、こんな疑問に、4歳の息子をもつわたし(母親)が答えています。
なので、これはあくまでも、わたし個人の考えや意見です。
これが正解というわけではありません。
・・・ですが、ほんの少しだけでも、だれかの参考になればうれしいな。
くまのがっこうの絵本は何歳向け?
くまのがっこうの絵本は、ブロンズ新社から出版されている絵本です。
ちょっとじっくり、公式サイトの中を探してみたり、手元にある絵本をみてみたりしたのですが、『何歳向け』なのかが公式にわかる記述はわたしは見つけられませんでした。
有名な絵本サイトの絵本ナビには『4~5歳 編集部おすすめ』と書かれていましたが、これが公式の基準なのかどうかは、ぼんやりとしたまま・・・。
今は大人でも絵本を好む時代だから、読む人に先入観をあたえないように、著者さんたちがあえて記載していないのかもね。
だけど今回は絵本好きな大人はちょっと除外して、『子ども目線での対象年齢の考察』ということで・・・
うちの息子は、4歳でどハマリしました。
わたし(母親)はもっと前から、「このくまちゃんたちかわいいな」と思っていたので、たしか2歳くらいから、たま~に絵本をみせたり、くまのがっこうのグッズを家においたりして、さりげなく息子にアピールしていたのですが(笑)、そのときは息子は「ふーん」っていう反応だったんですよね。
こっちのくまが「くまのがっこう」で、こっちが「ルルロロ」だということだけ、軽~く理解していた程度で。
それがそれが、4歳になっていきなりのどハマリです。
急になにがあったの!?
という展開ですが、それにはちゃんと理由がありました。
くまのがっこうの絵本とうちの息子のヒストリー
どハマリの理由を説明するにあたって、まずはうちの息子とくまのがっこうの絵本のヒストリーからお話します。
【2歳~】
(だけど残念ながら息子の食いつきはいまいち)
(ちょっと楽しかったのか、食いつきはそこそこ)
【3歳~】
(なんかちょっとみたことあるぞ・・・)
【4歳~】
夜 寝る前に、くまのがっこうの絵本を読んであげると急に食いつくように!
小さな指で絵本を指差して、怒涛のおしゃべりタイムがはじまります。
「これがジャッキーで、これがチャッキー!」
「お口をペロってしてるのがトフィー」
「絵本もってるのがアントン」
「うさぎさんの耳がペーター」
「へんなかおがヘルマン」
(失礼)
「ジャッキーの前がロイ」
(並び順)
そうです。そうなんです。
なんと、くまのがっこうの絵本のストーリーではなく、キャラクターの名前を当てるというあそびに、どハマリ!
ストーリーへの食いつきではないのが惜しいところだけど・・・
誰がどんな名前か、ページをめくるごとにひとりひとり探し出して遊ぶという流れに、いきなり どハマリしたんです。
それはまるで、トミカの車の名前を順番におぼえていくように。
プラレールの車両の名前をこまかくおぼえていくように。
ポケモンの名前と特徴をエンドレスにおぼえていくように。
くまのがっこうの見分けのつきにくい11ばんめまでのおにいちゃんたちの名前を、小さなヒントや特徴を見逃さずに、順番に当てていくという楽しみ方。
これは、男の子特有のものなのかな?
でも女の子もきっとあるよね。
プリキュアの名前とか特徴とか必殺技とか、シリーズごとにきっと詳しいよね。
そんなわけで、ハマった理由がちょっとあれなのですが・・・
だけど、かなりかなり、深くどハマリしたのは事実です。
全部のくまちゃんの名前を言い当てようとするから、1ページにかかる時間が長い長い。
夜寝る前に20分近く読まされ続けることも・・・。
くまのがっこうの絵本の魅力
これはあくまでも、うちの4歳息子の場合、ではありますが。
くまのがっこうのストーリー自体には、結局、いまだにそんなに興味をもっていない感じです。
嫌いではないけど、大好きというわけでもなさそう。
2歳ごろから読み始めて、4歳になる今でも、ページをめくるのはお話がおもしろいからじゃなくて、くまたちの名前を当てるのが楽しいから、です。
これは息子の好みももちろんあるだろうけれど、くまのがっこうの絵本を読んだいろいろな人の口コミをみていても、子どものそういう反応ってあるみたい。
『子どもに読むというより、インテリアとして飾っておきたい絵本』
『雑貨屋さん向けの絵本』
なので、とても有名な絵本で、とてもかわいい絵本ではありますが、くまのがっこうのストーリー自体が、どんな子どもにも大ウケする、ということではないと思っています。
くまのがっこうの絵本は男の子も読みます
そんなわけで、くまのがっこうの絵本は男の子でもまったく問題なく読みます。
むしろ大好きです。
我が家でも、たくさんある絵本のシリーズを全部もっているわけではないので、ないものは図書館で借りて読んだりもしています。
「男の子も読むかな?どうかな?」
と迷っていたとしたら、ぜひ一度、男の子にも読んであげてみてね。
くまのがっこうの絵本はプレゼントにはどうかな?
これまた、わたしの主観が入った意見なのですが、
くまのがっこうの絵本は、小さな子どもへのプレゼントとしては、やめておいたほうがいいかもしれません。
理由は2つあって、1つめは、小さな子ども(赤ちゃん)×絵本って最強の組み合わせで、あっという間に汚したり、破ったりしてしまうから。
かといって「3歳か4歳になるまではママがインテリアとして使ってね」と伝えたところで、家の中でちょうどいい置き場所がなくて困る、という理由です。
2つめの理由は、上でも説明したように、好みが分かれる絵本だから要注意、といったところです。
絵本に好みはあって当然なのですが、くまのがっこうの絵本は、どうやらこの好みがかなりはっきりわかれる絵本のようなので・・・
くまのがっこうの絵本は、おかあさんが我が子の様子を見つつ、適切な年齢のときに買う、というスタンスの方が合いそう。
お友達からプレゼントでもらったのに、まったく興味を示さなくて切ない・・・という事態はできればさけてほしい・・・!
とはいえ、くまのがっこうのキャラクター自体はとてもかわいいので、もしも贈り物にしたいと考えているのなら、絵本よりも、可愛い雑貨やグッズを選んでみては?
いろんなお店で、たくさんのくまのがっこうグッズが出ていますよ~
もしくは、通常の絵本じゃなくて、くまのがっこうのファーストブックにしてみるとか。
こっちなら赤ちゃん用として出ている絵本なので破れにくく、丈夫で安心!